その1保険とは何か?
保険とは「相互扶助」の理念のもとに考案された「助け合いのシステム」です。
多くの方は「保険という言葉は知っているけど、助け合いのシステムと聞くとよくわからない…」と言われます。
保険とは…?
- 利益保険
- 賠償責任保険
- 火災保険
- 自動車保険
一般的な保険を上げましたが、事故を起こした際にお世話になる自動車保険などは馴染みがあるかと思います。
実は台風の影響で
火災保険の掛け金が値上がり
しています
保険の仕組み
- 保険金などの支払総額
- 保険加入者から集めた掛け金総額
保険の基本的な仕組みは、保険金支払総額と保険料総額が均衡した状態になる必要があり、これを「収支相当の原則」といいます。
通常、保険料が支払われる必要があるときは、保険加入者の掛け金の積み立てのみで十分支払われるものですが、2018年、2019年のような2年連続の大きな台風被害では、保険金支払総額が1兆円を超えたため、掛け金では足りない保険料の支払い分を保険会社は補填する必要がありました。
大規模な災害に見舞われた場合、巨額な保険料の支払いに備えて保険会社が集めた掛け金の一定の割合を積み立てる資金を「異常危険準備金」といいます。
この異常危険準備金があるため、台風、地震、大火などによる異常災害で巨額な保険金の支払いをしても保険会社は破綻しないのですが、2018年、2019年と2年連続の台風被害での保険金の支払総額は大きく、異常危険準備金(積立金)から支払額への補填も大きくなり準備金が減少しているようです。
そのため異常危険準備金の減少分を補うため、以前に比べ火災保険の掛け金が値上がりしているのです。
つまり、保険料が多く支払われたということは
多くの方が火災保険を活用して住宅を修繕したという事実です。
岐阜も同様に多くの方が火災保険を利用され修繕されています。